【星空写真】銀河鉄道の夜っぽい写真が撮れる場所【雲辺寺】

四国で天の川を撮影する場所で知りうる限り最良の場所は四国カルストです。もしかしたら私が知らないだけかもしれませんが、それでも四国カルストは四国が自慢してよい星空撮影スポットでしょう。
ただ、四国カルストの弱点は、あまりに標高が高い(高度1,400m級)ため冬には閉鎖されること(おおむね、11月下旬から3月中旬まで冬季閉鎖)、松山市から2時間程度かかりなかなか時間がかかること、山の天候が非常に変わりやすく麓が晴れでも四国カルストが曇りや霧のため星空が見えないことがあることなどが挙げられます。

四国カルストほど空がきれいでなくとも、気軽に星空を見たい・撮影したいという場所の開拓もちょくちょくしており、その中でも個人的に、訪問しやすく、ある程度空が開けて、天の川が撮影できる場所、それが雲辺寺駐車場です。

香川県と徳島県の県境にある雲辺寺ではなく、香川県観音寺市にあるロープウェイの麓駐車場のことですので、車さえあれば高松市から1時間ぐらいで到着可能です。

星空的には、南側は山で少し見づらいですが、それ以外の3方向はかなり開けています。ただ、北側は街の方向なので、地面側にカメラを向けて撮影すると少し明るくなります。天の川は肉眼で薄っすら見える程度ですので、もちろん撮影可能です。

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雲辺寺駐車場にはかつて日本国有鉄道およびその後身のJRグループによって運行されていた寝台列車であるブルートレインの「なは」と「瀬戸」が保管されています。現在、民宿として改装されているので泊まることも可能です。実際、何回か撮影に行ったときに、1回だけ煌々と室内灯が光っているところも見たことがあります。

この電車を背景に写真を撮ると、トップ画像のようにさも星空を走る電車のように撮影ができるのです。これは四国カルストにはない、雲辺寺駐車場だけの強みですね。

しかし、上でも書いたように、雲辺寺は地面側が明るいのが弱点です。そのため、ブルートレインと一緒に星空を撮るにも、筐体の下側を画角に入れると夜中でも夕方っぽく明るくなりますので工夫が必要です。私はそんな高尚な工夫を知らないのでいつも地面側は撮りません。

なお、肉眼では星空は十分観測可能です。星座鑑賞ぐらいなら十分です。また、天の川もばっちり撮れます。

気軽に来れるということは、ちょっとした天体イベントを思い出したときにふらっと訪れることもできるということです。8月のペルセウス座流星群の際、そんなイベントを常にチェックしていないことから当日夕方に流星群が見れることを知ったので、急遽装備を揃えて向かいました。そんな突発的にでも行ける場所がここです。

他にも良い場所があればどんどん紹介したいと思います。皆さんも雲辺寺駐車場で星空撮影しましょう!

撮影場所

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この記事を書いた人

日本くまなく旅行をしたい!そんな気持ちで長期休暇があればちょくちょく行きたいところに行っています。
せっかくなので撮影した動画・写真を記録のため残しておきます。
旅行のほか、天体写真やスキューバ動画も趣味です。

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