【階段が長すぎた…】上越線土合駅観光!谷川岳ロープウェイと長すぎるトンネル【2024/9/13】

土合駅をご存じでしょうか。上越線の群馬・新潟県境ぐらいにある、改札からホームまでとにかく長い階段があることで有名な駅です。ちょうど翌日にスパルタンレースが越後湯沢で開催されるため、比較的近い土合駅に観光で訪れました!このとき公共交通機関で湯沢町行く予定だったのですが、土合駅に向かう上越線は本数が少ないのでスケジュールを考えるのが少し大変でした。

上越線土合駅の場所です。私は四国に住んでいるのでなかなかこのあたりの地域には行けません。
東京起点で行くなら、上越新幹線で最寄りの駅に行き、そこから上越線で乗り換えます。

○上越新幹線 越後湯沢駅から上越線で土合駅へ
○上越新幹線 上毛高原駅から関越交通バスで土合駅へ
の二つが一般的な移動方法と思います。

今回、土合駅だけの観光ですと、土合駅に停まる電車が少なくかなり時間を持て余すことになりましたので、近くの谷川岳ロープウェイに乗って谷川岳展望台も行くことにしました。谷川岳の名前は聞いたことがありましたが、ここにあることは今回初めて知りましたね。

目次

スケジュール

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12:40-13:43 東京駅→上毛高原駅<上越新幹線>

午前は飛行機で松山→東京です。羽田到着後すぐに東京駅に移動して上越新幹線に乗りました。どうでもいいですが、今回初めて「えきねっと」を使いました。便利!

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13:57-14:42 上毛高原駅→谷川岳ロープウェイ<関越交通バス>

谷川岳に行く方法は新幹線で越後湯沢駅に行き、そこから上越線に乗り換えて土合駅に行ってから徒歩15分ぐらいか、新幹線で上毛高原駅に行き、バスで谷川岳ロープウェイに行く2種類の方法がありますが、翌日スパルタンレースということもあって、なるべく疲れないバスで行く方法にしました。バス代は1,400円(SUICAなら1,399円)。約45分ほどのほどよい時間です。

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14:43-16:13 谷川岳

谷川岳に行くと言っても登山ではありません。谷川岳には天神峠展望台というところがあり、そこから谷川岳を見ることができるとのことでそこに行きます。ロープウェイとリフトも好きなので良いですね。

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16:17-17:38 土合駅

本命、土合駅です。なぜこんなところにホームを作ったのかと思ったところでした。17:57に上越線下りに乗車。大変だけど涼しくて楽しかったところです。

記録

谷川岳

谷川岳はロープウェイで登ることができ、更にリフトで標高1500mまで移動できます。かかった費用は往復3,500円。まずはロープウェイです。標高746mから一気に標高1319mまで移動します。ロープウェイを降りると平原が広がっており、ゆったり過ごすこともできます。ハンモックとかもありました。
リフト乗り場はロープウェイ降り場(天神平駅)のすぐ横にあり、ストレスなく移動できます。リフトの行先が天神峠。標高1500mです。

リフトに乗って約10分、天神峠に到着。谷川岳を一望できる!と期待に胸を膨らませていたのですが残念ながら谷川岳の頂上だけ雲がかかっており、全貌は見えませんでした。

なお、残念ながら天神峠にあるカフェ「Tenjin CAFE」はお休みでした。ちょっとコーヒーとか飲んでみたかった。

帰りのリフトから見た天神平です。天神平はスキー場のようで、かなり広い敷地なのが素敵ですね。

土合駅

土合駅は谷川岳ロープウェイ乗り場から約1.6km。徒歩で25分ぐらいのところにありますが、ちょうど関越交通バスが谷川岳ロープウェイバス停に来ていたので、それに乗って土合駅に行きました。約4分です。

土合駅は外観がかなり立派です。山小屋を意識した建物で、外壁には新清水トンネル掘削時に出てきた石英閃緑岩が使われているようです。

日本一のモグラ駅の看板が雰囲気あっていいですね。まっすぐな木を使うわけでもなく、歪な形にしているのは何か意味があるのでしょうか。

これが土合駅名物の階段です。改札からホームまで全部で486段の階段があります。なお、土合駅の上りホーム(高崎方面)は改札からすぐにホームに行けます。こちらのトンネルは土合駅の下りホーム(新潟方面)に向かう通路です。このトンネル部分で462段、距離338mあります。駅舎と下りホームの標高差は70.3m(駅舎標高653.7m、下りホーム標高583m)。もし毎日ここで乗り降りしていたら相当大変ですね。鍛えられるかもしれませんが、毎日は辛そう…。
階段右側に1mほどのスペースがありますが、ここは将来エスカレータを設置するためのスペースです。ただ、一日乗車人員が平均20人程度なので、なかなか設置までこぎつけないのでしょう。

下りホームにある日本一のモグラ駅解説。見落としていたのかもしれませんが、この看板は階段の上にないようです。電車で土合駅に来た人はともかく、車などで来た人は階段を下りないと見れないんですね。

階段を降り切るとかなり広い空間が現れました。これが下りホーム(新潟方面行)です。

土合駅の下りホームはかなり涼しくかつ広いです。涼しさは年中通して15度ぐらいとのことで、夏は涼しく、冬は暖かいのでしょう。また、2008年以前まで本線(通過線)と副本線(ホーム)に分かれて営業していた名残も残っています。2008年の改造工事で、副本線が無くなり、本線が統一されています。ただ、副本線にあった待合室はそのまま現在も待合室として使用されています。運転事務室はなくなりましたが、その跡地には常時温度が一定であることを利用してクラフトビールの醸成に活用されています。

この日は下りホームから乗車し、越後中里駅に向かう予定でしたが、この時点で1時間以上空きがあります。そのため、一回改札まで登って、登りの大変さを実感して、再度この下りホームに戻ってくることにしました。

登ってみて思いましたが、かなり登りやすい階段だったと思います。階段の1段あたりの高さがほどよく、また5段ごとに平地になるので足の休憩になります。ただ、風景が全然変わらないので終わらない階段を登っている感じですね。音楽とか流してほしいものです、無理か。
ただ、やはりこのような長い階段を登ること、それも人も少なくほぼ独占状態であることは非常にテンションが上がります。なかなか訪問が難しい場所ですが、ぜひ一回訪れてみてはいかがでしょうか。今回訪れませんでしたが、土合駅すぐ近くにある「土合山の家」にて日帰り温泉も入れます!

場所・アクセス

谷川岳

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この記事を書いた人

日本くまなく旅行をしたい!そんな気持ちで長期休暇があればちょくちょく行きたいところに行っています。
せっかくなので撮影した動画・写真を記録のため残しておきます。
旅行のほか、天体写真やスキューバ動画も趣味です。

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